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最新のクチコミ
各年度すべての問題を網羅したものではないです。公開されているもののみです。問題の傾向を知るのに参考になるでしょう。
- 幹ちゃん1951
- 21歳
- アトピー
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この参考書は心理学系大学院に合格した人が5つ星のお勧め参考書だった為、買いました。回答を見るのではなく、問題文を自分で調べて回答する方法で使い、実力を付けるそうです
- Masoin8
- 29歳
- アトピー
- クチコミ投稿 1件
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分かりやすく書かれています。一冊は持っていていいと思いますが、 最後の方にある問題は四択になっているのですが、正解が書いてあるだけで解説などは一切なく、問題集としては使えません。
- debu0525
- 37歳
- アトピー
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心理学単語がまとまっているので、暗記用に使っています。人名が整理されているので、重宝しますね。
- FIVER17
- 25歳
- アトピー
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「臨床心理士になりたい!!」と頑張るいとこの息子へ.
- カオリン6524
- 33歳
- アトピー
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分かりやすく解説され、誰でもすぐに読むことが出来ると思います。
- さくら8877
- 41歳
- アトピー
- クチコミ投稿 1件
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自筆下部の印は、杉田玄白、上の印は「大槻玄沢」(仙台藩医)の落款です。
大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子。玄沢の名は杉田玄白の「玄」と前野良沢の「沢」をいただいたものとして有名。
「安楽行品(あんらくぎょうほん)」の内容の要旨は次の通りです。
「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)は、文殊師利菩薩が、世で安楽に妙法蓮華経を修行する方法を問うたのに対し、釈尊が身・口・意・誓願の四種の安楽行を説き、これによって初心の人が妙法蓮華経を弘通し修行することを示した。具体的には、第一に身を安定にして、静寂の処にあって修行すること。第二に他人を軽蔑せず、穏やかな心で口に宣べ説くこと。第三にこの経を受持し読誦する者は、他の仏法を学ぶ者に対して嫉妬、争いの心を抱かないこと。第四に大慈大悲の心で一切衆生を救おうとの誓願を発することなどが記されている。
と表記されております。この表記は、フランス・アメリカなど欧米の大学
美術館等に展示のための「仕様基準」に準拠し表記されているものです。
坂本幸男・元立正大学学長は、その著「法華経」(岩波書店刊)冒頭で、「法華経は、
信仰の対象として強く深くあがめられ唱えられてきたが、同時に美しい比喩や巧み
な説話の数々が文学・芸術の世界にも豊かなものをもたらした」と記しております。
「法華経」の自筆が海外において額縁で展示されるのはこうした理由によるものです。
素龍は、松尾芭蕉の「奥の細道(国指定重要文化財)」を「清書(素龍・清書本)」した能筆家として有名です。
自筆は重厚勤厳な「真書体(経典体)」です。
写真の印のうち、下が「杉田玄白」の落款、
上が仙台藩医「大槻玄沢」の落款。
「自筆原本」
出品した自筆の「原文(漢文)」は次の通りです。
《妙法蓮華經。安楽行品(あんらくぎょうほん)》
《為諸国王。》・・・・王子臣民。
婆羅門等。開化演暢。説斯経典。
其心安穏。無有怯弱。文殊師利。
是名菩薩。安住初法。能於後世。
説法華経。又文殊師利。如来滅後。
於末法中欲説是経。応住安楽行。
若口宣説若讀経時。
不楽説人・・・・《及経典過。》
(文責・出品者)
《妙法蓮華経 安楽行品(あんらくぎょうほん)》
王子臣民 婆羅門等の為に
開化して演暢して 斯(こ)の経典を説かば
その心安穏(あんのん)にして 怯弱あることなけん
文殊師利 これ菩薩(ぼさつ)の
初の法に安住して 能(よ)く後の世に於(おい)て
法華経を説(と)くと名(なづ)く
又文殊師利、如来の滅後に末法の中に於(おい)て
かくの経を説かんと欲せば、安楽行に住すべし。
若(もし)くは口に宣説し若(もし)くは経を読まん時、
楽(ねが)って人・・・・《及び経典の過を説かざれ。》
(訳・出品者)
《妙法蓮華経 安楽行品(あんらくぎょうほん)》
《禅定より起きて》・・・・諸国王・王子・臣民・婆羅門等の為に開化し
演暢してこの経典を説けば、その心は安穏で怯えるものは何も無い。
文殊師利よ、これを菩薩が第一の法に安住して
後世に於て法華経をよく説くと名づける。
「また、文殊師利よ。如来滅後の末法の世で、
この経を説きたいと思うなら、まさに安楽な行動をとれ。
口で宣べて説き、あるいは経を読む時には、人・・・・《および
経典の過ちを積極的に説いてはならぬ。》
現代語訳の出典・「法華経」(岩波文庫)
備考・現代語訳の注記
現代語訳は、「法華経」(岩波文庫)と「法華経」のサンスクリット語原典を参照しております。ただし、たとえば「弥勒菩薩」をサンスクリット原典は「マイトレーヤ」としているため、漢文訳をそのまま引用し「弥勒菩薩」と訳しております。また、意味がわかりやすいように漢文からの訳よりも数行分広く訳しております。
写真右端が巻二十冒頭の写真、右下角印が伊達家(仙台藩)の家紋
写真中央が伊達家(仙台藩)家紋の拡大写真(竹に雀)右から3番目(左端)の右下が「素龍」自筆の署名。
左の印のうち、上が「杉田玄白」の落款、
下が仙台藩医「大槻玄沢」の落款。
海外展示の際の表記は、フランス語による表記であるため、
額縁の裏面に下記の「表示ラベル」を貼付しております。
画像の出典・思文閣
出品した「法華経」は、仙台藩が「藩政安泰祈願」のために江戸藩邸を通し、能筆家で有名な「自性院無量寺住職の柏木素龍」に依頼し、藩邸は「寄進」によってその対価としたと推定されております。巻二十の冒頭の伊達家(仙台藩)の所蔵を示す家紋が押捺されている。素龍は松尾芭蕉の親友として、「奥の細道」を清書しております。現在、その書は「素龍・清書本」として「重要文化財」に指定されております。
素龍・清書本「奥の細道」(国指定重要文化財)の資料及び画像はこちらをクリックすると閲覧することができます。「奥の細道」(素龍・清書本)は、「草書体」ですが、出品した自筆は、重厚勤厳な隷書(楷書)です。「奥の細道」(素龍・清書本)は、一日あれば清書できますが、隷書(楷書)の「法華経」は、完成し江戸藩邸に納めるまでに数ヶ月を費やしたものと考えられます。「添書」から「法華経」の完成は元禄十一年(1698)です。素龍自筆・「法華経」は長い間、江戸藩邸にありましたが、度重なる「江戸の大火」により散逸消滅しました。わが家に伝来するのは散逸を免れた残りの十分の一程度で、長い間、海外において展示されておりました。
「江戸の大火」等による散逸・消失を免れた「法華経」の断簡はその後、屏風立てになっている。さらに時代が下り、茶道の道具として活用された。「法華経」自筆の最終所有者は仙台藩医・大槻玄沢です。
2・「極付(きわめつけ)」について
杉田玄白の落款は、「箔付」と同時に茶道の道具としての「極付(きわめつけ)」の意味も合わせてもっていたと推定されている。「極付(きわめつけ)」は、「極め札」と同じ意味です。古来、鑑定の目的で添付される「極め札(極付)」は、「折り紙」でありましたため、「折り紙付」とも称された。
「極め札」を「極付」とも称するのはこうした理由によるものです。逆に偽物が多いため、信頼性がないという意味で「札付き」の言葉が生まれました。仙台藩は、茶道が盛んであり、家臣が用いる茶道具の信頼性を高めるために当代一の「能筆家」でその書が「名筆」と称された素龍の書に後年、杉田玄白の落款を付すのは仙台藩にとって「極付(きわめつけ)」の意味を持っていたと推定されている。
3・字体について
「重要文化財」である松尾芭蕉「奥の細道」は、素龍の草書体により記されておりますが「速写」であるため一部字体がくずれております。これは、松尾芭蕉が素龍の友人であった気軽さゆえと考えられている。一方、出品した「法華経」は大藩の依頼であったことと「法華経」ゆえ一文字ごとに精密に記されております。
4・紙質
「法華経」の自筆に用いられた和紙は、楮(こうぞ)の靭皮(じんぴ)の繊維を原料として漉(す)いた檀紙(だんし)に、雲母紙を載せた「料紙」です。「法華経」を書くために特別に作られたものです。
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